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麻生三郎展

2011年4月29日(金)〜6月12日(日)

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麻生三郎 作品集
1983年 (南天子画廊刊)
256ページ
A3判変型(35×28cm)
クロス製函入り豪華本
収録作品188点
・原色版:160点(うち見開き10点)
・モノクローム版:28点
定価 57,750円(本体価格 55,000円)
会期中は特別価格として、35,000円(税込)で販売いたします。

本書は麻生三郎の個人画集として初めて刊行されたものである。
1934年の初期作品から1983年までの作品を四期に分け各年代の代表作を網羅し、その時代への透徹した視線による"麻生レアリズム"50余年の軌跡を追う。

Artist Profile

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人間存在の尊さを見つめて

1913年東京に生まれた麻生三郎( - 2000年)は、画家の表現への圧力が増す戦時下の1943年、靉光や松本竣介らと「新人画会」を結成して自己主張を貫きました。いつ突然に死が訪れるかわからない時間の中で描いた妻や子の肖像は、闇に灯る命の明かりのようです。

そして戦後には、復興や高度成長の陰で重い空気を抗して立つ人々を描いた≪赤い空≫の連作など、社会の現実を肌で感じながら、人間存在の核心に迫りました。

初期の前衛的な作品から戦中の写実的な作品、そして混沌とした画面で人体と空間がせめぎあう晩年の作品まで、表現は大きく変貌しながらも、麻生の眼差しは常に、人がこの世に存在することのかけがえのなさに注がれていました。初公開作品を含む油彩・素描・立体計約130点で彼の活動を振り返り、その今日的意義を探ります。